仕事を知るWORKS

社員インタビュー

わたしたちの毎日

広報としてホテルの魅力を伝えながら
自分自身もさらに成長したい。

広告企画

2009年入社

森藤 吹

予約から広報へ転身。手探りながらも
テレビやラジオでホテルの魅力を伝える人へ。

家族旅行などの経験から、ホテルや旅館業に進みたいと思うようになりました。そのなかで、地元にある当ホテルに興味を持ち入社。予約係を経て、広報に配属となりました。広報の業務は多岐に渡り、実にいろいろな仕事があります。主に何かの企画を練るところからはじまり、他部署と協力し合って一つのことを成し遂げていく仕事です。他の企業様と協力して、より良い広告をつくるのも大切なこと。先方の担当者の方と信頼関係を育みながら広告を完成させていきます。

昨年の8月からは、ローカルテレビ局と一緒にテレビ番組を作成しています。例えば、レストランバイキングの企画が卵かけご飯なら、養鶏場に出向きどのようなこだわりを持っているかを取材するなど、お取引のある農家さんや企業様を訪ね、地域をPRしながらホテルの魅力を伝えていきます。最近は、番組の宣伝を兼ねて、放送前日に同局のラジオ番組に出演するようになりました。まさか、自分がそんな役割を任されるとは思ってもいなかったので、最初は緊張の連続でした。それでも、番組を盛り上げた1人に選んでいただき、授賞式に招かれるという嬉しいことがありました。これからも頑張らなくてはと、あらためて思いましたね。

とはいえ、私の場合は、広報としての専門知識があるわけではないので、すべて自分で開拓していかなければなりません。テレビ番組では、言葉を間違えてはいないだろうか、視聴されている方にどう感じていただけているだろうかと不安もあります。放送後、地域の方から「テレビ観たよ!良かったよ」と声を掛けていただけると本当に嬉しいですし、番組のプレゼント応募に多くのリアクションがあると聞くと、頑張って良かったと思いますね。社内に一人の広報なので、壁にぶつかることもありますが、上司や家族に相談しながら何とか乗り越えられています。その繰り返しで徐々に成長できているのかなと感じています。

「あなたに会いに来たよ」と訪ねてくださる、そんな喜びを実感できる仕事が魅力。

雲仙みかどホテルのいちばんの魅力は、人と人のつながりが生まれやすい雰囲気があることです。お客様の多くは、お料理やお部屋、温泉などを楽しみにお越しいただくわけですが、それは他所のホテルや旅館でも提供できること。そのなかでも、レストランで食事する時の活気の良さだったり、お客様への感謝の気持ちが伝わる接客だったり、私たちだからこそ提供できるモノコトにこだわっています。その結果、ホテルに泊まりに来たのではなく、「あなたに会いに来たんだよ」と訪ねてくださるお客様が多くいらっしゃるのも、私たちの励ましになっていると思います。

どんな姿勢でお客様と接していけば、お客様に満足していただけるのか――。それぞれに経験の中から体得していることがあります。広報に異動してからも館内を歩いていると、扉を開けてお待ちするなどの目配りはもちろん、「いらっしゃいませ」「お料理のお味はいかがですか」とつい声を掛けてしまいたくなります。楽しそうにされているお客様を見ると、何がそんなに楽しかったのだろうと、その理由を知りたくなるんですよ(笑)。そこでお褒めの言葉をいただけたら、次はもっと良くしたいという気持ちが芽生えますね。

また、スタッフ同士の会話も温かいですね。若手から子育て世代、人生の先輩方など、幅広い年代層に関係なく話しかけやすい社風があります。相談があれば、熱心に耳を傾けてくれる人ばかり。産休・育休制度を利用する人も多く、ママ同士の会話も結構あります。そういった社風なので育児休業から復帰しやすかったですね。子育て世代を応援する会社の姿勢を心強く思っています。また、お客様からのさまざまな要望に対して、できることなら叶えて差し上げようと思う気持ちになれるのもそんな会社のバックアップがあるからこそ。お客様に喜んでいただけるのならやろうよ、忘れられない滞在にしたいから頑張ろうよと、前向きな気持ちで仲間といろいろなことにチャレンジできる社風が自慢です。

目の前のことに捉われず広い視野で物事を見る人になりたい。もっと成長していきたい。

広報の仕事を通じて、テレビやラジオに出演させていただくようになり、今まで以上に、言葉遣いや立ち振る舞いを気にするようになりました。以前の予約受付だと、話す内容もほぼ決まってきますが、テレビやラジオになるとアドリブが多くなります。テレビ局の方が上手く編集してくださるのですが、私としてはもっと上手に話せるようになりたいと勉強しているところです。また、新聞一つ読むにしても、どこが広告を掲載しているのだろう、こんなPRの仕方もあるのかなど、メディアを見る視点がガラリと変わりました。書店にも頻繁に足を運ぶようになりましたね。力不足の部分もまだ多くあると思いますが、目の前にあるものに捉われることなく、もっといろいろなところに視野を広げたい。さらに多くの人と交流できるようになれば、会社のためになるのではと考えています。そのためにも、必要な知識を身につけながら経験を重ね、成長したいと思います。

休日の過ごし方は?

独身時代だと絵を描いたり、何か手づくりすることが好きでした。子どもが生まれてからは、公園で遊ぶことが多くなりましたね。最近は、子どもがお手伝いしてくれるようになったので、一緒にお菓子づくりを楽しんでいます。まだ子どもが小さいので、自分の時間は少なめですね(笑)。島原は古くからの観光地なので、路地裏にオシャレなカフェがあったり、ウワサの雑貨屋さんがあったり、美味しいパン屋さんもあれば、人気のグルメスポットもあります。いろいろと楽しめる町だと思います。