仕事を知るWORKS

社員インタビュー

わたしたちの毎日

お客様の滞在がより快適であるように。
縁の下の力持ちとして支えたい。

客室清掃

2015年入社

佐藤 雄馬

最大600名が宿泊できる大型ホテルで
一つのカテゴリーを任される醍醐味を実感。

私は地元、島原市の出身です。学生時代に福岡で暮らしたこともありますが、就職するなら地元で働きたいとUターンを希望しました。求人情報を見ていく中で、接客業に興味があったことからホテルを見学。立派な門構えやホテルの雰囲気にも惹かれましたし、何より人事の方の人柄に良さに安心感を抱きました。面接などで話をしていると、先輩方も楽しそうに仕事されていて、職場の雰囲気の良さがそのまま伝わってきましたね。

入社後、商品管理を担当。それからレストランを経験し、現在は客室清掃の部門を任されています。雲仙みかどホテルは、最大600名が宿泊できるホテルになるため、繁忙期になると総勢30名ほどのスタッフの方を、私を含む2名で指揮していきます。基本的に客室清掃は、お客様がチェックアウトされてからスタートし、次のお客様がチェックインされるまでに終わらせなければなりません。繁忙期は体力的に大変な部分もありますが、時間内にチーム全員で一丸となり取り組んでいる感覚がありますね。みんなと協力し合って部屋が綺麗になり、チェックインの時間に間に合わせることができた時には大きな達成感が得られます。

私自身も客室清掃に入りますが、最終的なチェック業務も大切な仕事の一つです。また、当日に新規のお客様が入ったり、予約の変更があれば応じたり、フロントの連絡を受けながら現場に指示していくのも私の役目。その他にも、スタッフの作業内容の割り振り、アメニティ等の発注と在庫管理、スタッフが使う掃除機や清掃道具の新調を提案など、さまざまな業務があります。個人的には、スタッフの方が少しでも楽に効率良く仕事できるよう小さなことからでも改善提案したいと考えています。

基本に忠実に“違和感”がないように
スピード重視ではなく丁寧な客室づくりを。

ホールで働いていた頃は、毎日お客様と接していましたが、客室清掃の担当になってからは、お客様と直接的に接する機会が少なくなりました。それでも、廊下ですれ違う際には、「部屋が綺麗になっていたよ。ありがとう」と声を掛けていただくこともあり、嬉しい気持ちになりますね。

また、一緒に働くスタッフの方から頼りにしてもらえるのも嬉しいこと。小さなことでも「これはどうしたらいいの?」と聞かれることも多くあります。些細なことからすぐには解決が難しいものまでいろいろな相談を受けますが、その一つひとつにしっかりと応えるためにも、私自身がいちばんに現場を把握し、完璧に仕事できるようにならなければと思っています。その上で、現状の課題や問題を改善するためにはどうすれば良いか、より良い仕事につなげるためにはどうすれば良いかを考え、改善提案をしながら全体に指示を出していくような役割を果たしたいと思っています。逆に、会社側が現場の声を尊重し、取り入れてくれる姿勢を持っていることも心強いですね。

客室清掃で大切にしているのは、お客様が部屋で快適に過ごしていただけるよう、違和感なく使い勝手が良いと感じていただけるような部屋づくりです。単に作業スピードを求めるのではなく、アメニティ一つにしてもどこに何があるのかが分かりやすく配置するなど、細かなところまで目を配るようにしていますね。そうすることで、お客様が心から寛げる部屋になるのではと思っています。もっとも仕事の効率化だけを考えると、お客様の要望が少ない方が良いのかも知れません。しかしながら、お客様が私たちのホテルを選んで訪れてくださる以上、私たちもその期待にしっかりと応えていきたい。だからこそ、お客様のご要望は大歓迎ですね。何かお気づきのことがあれば、アンケート用紙に書いていただきたいですし、滞在中のご要望も遠慮なく伝えて欲しいと思っています。

大切なお客様のために、もっと綺麗に、もっと快適に。今以上の高みをめざしたい。

今でこそ客室清掃の数多くの業務を身に付けることができた私ですが、部署異動したばかりの頃は、スタッフから学ぶことばかりでした。ベッドシーツの美しい仕上げ方も分かりませんでしたし、効率の良い順番などもすべて長く勤めているスタッフに教わり、覚えることができたと思います。今では、シーツをピンと張るコツも分かり、全体を見ながら効率よく進められるようになりました。仕事では、約30名のスタッフの皆さんとコミュニケーションを取りながら、チームワークを築いていくことを大事にしています。なかでも、互いの信頼関係がいちばん大切。どんな些細なことでも、何かひと言でも声を掛けるだけで雰囲気が変わってくると思うので、できるだけ声を掛けていくことで今以上に強固なチームワークをつくり上げていきたいと思っています。みんなと協力し合い、新しいことを提案しながら、今以上の仕事ができるように努力したいです。

休日の過ごし方は?

休みの日は、音楽を聴いたり、友人とカラオケに行ったりしています。また、昨年くらいから、ギターをはじめました。基本はアコースティックギターで、エレキギターにも挑戦しています。また、職場には若手社員も多くいるので、みんなと誘い合って食事を楽しむことも多いですね。島原はどこにいっても人が少なく、のんびりと過ごしやすく、地域の人も会社の人も温かい人ばかり。何かあればみんなで助け合って協力しようという雰囲気があるのも、地域に根ざした会社で働く魅力ではないでしょうか。